帝都攻略マップ
 
サクラ大戦の始まり
サクラ大戦の始まり

1996年9月27日にセガサターンソフトとして発売されたサクラ大戦。
製作総指揮:入交昭一郎、総合プロデューサー:広井王子、
脚本:あかほりさとる、キャラクターデザイン:藤島康介、
音楽監督:田中公平という豪華スタッフによって作られ
ゲームに留まらず、TVアニメ、映画、漫画、小説、歌謡ショウなど
マルチメディア展開され、セガを代表する作品となりました。

1998年には新ハード「ドリームキャスト」が発売され
セガの社運を掛けて「サクラ大戦3〜巴里は燃えているか〜」を開発するも
ハード販売が振るわず、発売日を迎える前にハード事業の撤退が決定。
その後、他社ゲーム機市場に場を移してプレイステーション2で
「サクラ大戦V〜さらば愛しき人よ〜」など、
ニンテンドーDSで「サクラ大戦〜君あるがため〜」を発売。
2009年現在、新作ゲームの発売予定はなし。
週刊ファミ通5/8・15合併号での続編希望アンケートにて
サクラ大戦が1位に選ばれ今でも多くのファンが続編を期待しているようです。
太正浪漫堂
太正浪漫堂

1998年6月にサクラ大戦グッズ専門店として池袋本店がオープン。
翌年12月には本店に続き、大阪に心斎橋店がオープン。
2003年7月には池袋本店にSakura Cafeが併設され、
キャラクターにちなんだ飲食や、ゲストを招いたイベント等も開催。
サクラ大戦ファン同士のコミュニケーションの場となりました。
残念ながら2003年9月に心斎橋店、2008年3月に池袋本店が閉店。

関西在住の自分は主に心斎橋店にお世話になりました。
あの頃は毎週のように太正浪漫堂に通っていました。
本店のようなゲストを招いてのイベントは少なかったですが
イントロクイズ大会など独自イベントを実施。
心斎橋店には「浪漫タイムス」というスタッフによる
フリーペーパーが配布されたりと
本店とは違った方法で盛り上げてくれました。
閉店の日には「サクラ大戦追っかけ日記」でお馴染みの
徳光康之先生も来てくださいました。
サクラ大戦 歌謡ショウ
サクラ大戦 歌謡ショウ

帝国歌劇団のキャラクターを演じている声優本人が
実際の舞台上でも演じるサクラ大戦歌謡ショウ。
生オケによる演奏があったり本格的な舞台を披露。
1997年7月に第一回として「愛ゆえに」を上演。
その後10年間にわたり、サクラファンにとって夏の風物詩として
歌謡ショウ、正月には新春歌謡ショウが行われました。

自分が実際に生で観劇したのは第三回公演の「紅蜥蜴」から
第七回公演「新宝島」迄の5年間でした。
歌謡ショウが始まった当初は、ただの声優のコスプレショーだの
馬鹿にする人も沢山いました。
しかし回を重ねるごとに進化していった歌謡ショウ。
実際に生で観劇した人ならわかるはず、
あの場所は間違いなく大帝国劇場そのものでした。
サクラ大戦が長くファンに愛されたのはゲームだけではなく
歌謡ショウの存在が大きかったと思います。
またいつかサクラの舞台を観る機会が訪れるでしょうか。
東京厚生年金会館での"熱い"夏、いつまでも忘れません。
サクラプロジェクト2000・花組プレビュウ
サクラプロジェクト2000・花組プレビュウ

1999年10月に行われたサクラプロジェクト2000発表会と
翌年春に全国7箇所で行われた花組プレビュウ。
一般ファンを招待した制作発表会。
サクラ大戦3、TVアニメ、劇場版映画の製作発表など
サクラ大戦が最も盛り上がっていた時期だったのでは無いでしょうか。
桂由美によるブライダルショーまで開催されるし
もはや何が何だかわからない時期でもありました(笑)
初めてサクラ大戦3のキャラクターが公開された時は
会場全体に衝撃が走り、凍りついたのも良い思い出です。

その後、ドリームキャスト撤退に伴い軌道変更が行われ
2002年7月にサクラ大戦ワールドプロジェクトを発表。
プレイステーション2での「サクラ大戦〜熱き血潮に〜」や
「サクラ大戦V〜さらば愛しき人よ〜」の制作を発表。
その他、降魔戦争を題材したアクションゲーム「KOUMA/降魔」や
サクラのルーツを辿る仙台藩の伊達騒動を描く「桜姫錦絵巻」、
サクラ大戦物語 帝都編なども発表されましたが
発売される事は無くお蔵入りとなってしまいました。
セガ体制の変化やサクラ大戦人気の陰りが影響したのでしょうか。
田中公平作家生活20周年記念 炎のオーケストラコンサート
田中公平作家生活20周年記念 炎のオーケストラコンサート

2000年11月に田中公平先生の作家生活20周年を記念した
宮松重紀指揮、東京フィルハーモニー交響楽団による
炎のオーケストラコンサートが開催。
第1部では「トップをねらえ!」や「勇者王ガオガイガー」など
サクラ大戦以外の代表作が演奏され、
第2部では「サクラの夜」と題してオーケストラ演奏をバックに
帝国歌劇団花組メンバーが歌うという豪華なコンサート。
サクラ大戦至上最も長いとされる13分以上ある曲で
「ドリーム/夢の1ポンド」や公平先生もピアノで演奏に加わった
サクラ大戦BGMメドレーなどで盛り上がりました。
またいつかオケによるサクラ大戦の音楽を聴いてみたいものです。

あれから10年、2009年秋には30周年コンサートを開催予定。
どのようなライブになるか詳細はわかりませんが
サクラの楽曲が再びオーケストラ演奏される日が来るのでしょうか。
有楽町帝撃通信局
有楽町帝撃通信局

1996年10月よりニッポン放送、ABCラジオ等で放送された
ラジオ番組「サクラ大戦 有楽町帝撃通信局」。
太正時代に帝都にあったラジオ局という設定で
藤枝あやめ(折笠愛さん)と長曽我部崇(きたろうさん)2人の
パーソナリティーと大河原一美検閲官を中心に進行する番組。
聴取者に受信許可証が配布されたりと
サクラ大戦の世界観をそのままに楽しませてもらいました。
あの頃はカセットテープで録音していました・・・時代を感じます。

その後、番組名を「帝撃通信局フロムお台場」に変えて
1997年9月まで1年間続きましたが残念ながら終了。
そして、あれから12年が経ちましたが
インターネットラジオでサクラ大戦のラジオ番組が復活!
大神一郎(陶山章央さん)と大河新次郎(菅沼久義さん)による
「狼虎滅却・サクラジヲ 〜こちら甲板通信局〜」
久々のサクラシリーズの展開に期待したいです。
セガサターンマガジン
セガサターンマガジン

当時のサクラ大戦の情報源といえばセガサターンマガジン。
数多いゲーム雑誌の中、サタマガは特にサクラ関連情報に
力が入っていたように思います。
サクラ大戦に登場する名所を紹介する記事があったり
その後、雑誌名を「ドリームキャストマガジン」に変えた後も
サクラ大戦のメカ設定を紹介する連載コーナー「蒸気工廠」や
スタッフやキャストによるリレーインタビューなど
内容が充実していて楽しませてもらいました。

写真のサタマガ(1997年3月7日号)表紙上部の見出しには
「合併でどうなる?セガバンダイ」の文字が。
もしも、あの時に、セガとバンダイが合併していれば
また違った未来があったのかもしれませんね・・・
ちなみに2009年現在は「ドリマガ」から「ゲーマガ」と
誌名を変更して後継雑誌が続いております。
 





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